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初めまして。6月より運営に参加しました谷です。始めてレポートを書かせていただきます。
さて、 今回のテーマはロボティクスという事でロボットによって私たちの生活がどう変わるかについて発表していただきました。
日常生活でロボットを目にすることがさらに増えていくと思うとわくわくしますね!

人が信頼してしまう「インタラクションの設計」

最初は株式会社サイバーエージェントの馬場 惇さんの発表です。どのような「インタラクション体験の設計」が効果的で、かつ、受け入れられるのか、これまで AI Lab が実施してきた様々な実験について紹介いただきました。

サイバーエージェントについて

  • メディア、ゲーム、インターネット広告などを展開
  • ソフトウェアな会社
  • 売り上げの大きい広告ででAIを使っていきたい

AI Labの取り組み

  • デジタルマーケティングの課題を人工知能技術で解決
  • 産学連携も盛んで15以上の大学と人工知能を作成
  • その中でも石黒研究室とは共同研究講座も実施
    • 研究テーマは「対話エージェントによる接客」

ホテルのおもてなしロボット

  • 東急ステイによる実証実験
  • 「すき間をうめる」サービス提供
  • 人との対話は難しい
  • 人と対話をせず、ロボット同士が会話=Passive-Socialを使う
    • お客さんはロボットと会話している気分
    • 70%以上の人がロボットに高評価
    • 宿泊日数とロボットの高評価に正の相関
  • 次は、プライベートな室内空間にチャレンジ中

遠隔操作ロボット

  • 自立ロボットには2つの課題
    • 状況認識と対話能力が低い
    • どちらも人間は持っていて当然の能力
  • 遠隔操作ロボットのメリット
    • ほとんどの接客サービスを遠隔からできる
    • 自立学習データが手に入る
  • どうやって接客するか?
    • 「人間が操作していること」を明かす
      • 対人間と同じマナーを要求される
    • 逆に「人間が操作していること」を薄めてみたら?
      • ロボットが持つ受け入れやすさ
      • 人間がいると知らせないことで反感もありえる
    • 人間観を薄める工夫
      • 声を変えている
      • 流暢に会話しても半数が遠隔操作だと見抜けない
  • 操作者の能力を拡張させたい
    • LEDパネルをロボットに付けて感情表現を高める
  • 竹芝フェスで実証実験
    • 人間からガードができない
    • 雨、熱、音、回線も苦労した
    • 子供がロボットの前で踊ったり、接客ロボットと店舗の従業員が空き時間に会話したりしていた
    • お客様はロボットと楽しさを感じていた
    • お客様とロボット操作者の満足度が同程度であった

まとめ

  • 現状の技術はまだまだだけど、工夫によりユーザの体験は豊かにできる。
  • どこまで現実的な対話サービスが実現できるかをもっと理解していきたい

質疑応答

  • スマートスピーカーをレストランで使いたいが雑音を拾ってしまう。何か解決法はないか?
    • マイクにはすべての音を拾わせ、呼びかけだけを抜き出せるようモデルを工夫している
  • 個人情報と繋げると面白いと思う
    • 個人情報をつなげようとしたがハードルがあった

登壇資料

ロボットを社会進出させる。厨房の中で働くロボットの課題と苦悩

2番目の発表はコネクテッドロボティクス株式会社の佐藤 泰樹さんです。
様々な厨房にロボットを入れており、実話に基づいたロボット導入で大変だったことについてお話いただきました。

コネクテットロボティクスについて

  • 調理ロボットサービスの開発
  • たこやきロボットは90%の作業を自動化
  • 朝ごはんロボット、ソフトクリームロボット、唐揚げロボット、食洗機ロボット、シェフロボットなど
  • ロボット導入の際は自分も一緒に行った
  • ロボットに判定の目としてAIを活用した

お客様は誰か?

  • オーナー      ・・・ はじめに導入してもらう
  • スタッフ(ユーザー)・・・ 実際に使ってもらう
  • カスタマー     ・・・ サービスを提供する

ロボット開発の苦悩

  • 飲食業のpain
    • 熱い、臭い、冷たい、手が荒れる
    • 人手不足で時給をあげるか、ロボットを採用するか
  • ユーザーからのwant
    • 顔が欲しい、歌って欲しい
      • 価格が上がるならいらない
    • 開発者も作りたくなってしまう
      • 開発し続けないといけないのでmustに絞ることも大切
  • ロボットが作る飲食店絶対流行る?
    • はじめの1、2ヶ月だけは話題になり流行る
    • そもそも飲食店に来る目的はロボットではなくお腹が空いているから
  • ロボットに顔は必要か?
    • 顔をつけたことがあったが技術が多くて壊れやすくなった
    • お客さんの方を向いたり目線を向けるロボットはモーターが焼き切れた
    • そもそもお客さんはたこやきの鉄板をみて顔はみない
    • ロボットを見続けられるのは90秒が限界
  • ロボットが遅い問題
    • ロボットの動きが遅いので人より時間がかかると思われる
  • ロボットならではの「おっ」と思うものがないとがっかりされる
    • わざわざ物理ボタンを押したりすると喜ばれる
  • 見落としやすいこと
    • スタッフが扱いやすいようにする
    • 鉄板は生き物で予測不可能
    • 店員さんの教育も必要
  • やらない方がいいこと
    • 現地で開発する
      • ネットワーク環境悪い、炎天下であつい
    • 技術に固執する
      • お客さんは画像認識技術には興味がない
    • ハードウェアを作りすぎる
      • 壊れやすくなる
      • 異物混入のリスク

開発ポリシー

  • Simple(単純にする)
  • Visible(見えるようにする)
  • Tangible(触れるようにする)

質疑応答

  • 美味しさにはいきついた?
    • 結局大事なのは立地や味だというところにいきついた
    • コーヒー屋であれば空間作りであったり、目的を整理することが大事

登壇資料

巨大ロボット開発最前線

最後の発表はアスラテック株式会社の吉崎 航さんです。
夢のある巨大ロボットをどのようにして動かすのか、また、これからどのような分野で活躍するかについてお話しいただきました。

最初の巨大ロボット

  • ギリシア神話に巨大自動人形がある
  • 人間の根本には巨大ロボットを作りたいというものがある

巨大ロボットはもう存在している

  • 人が乗って動かせるものがアマゾンに売っている
  • 車に変形するロボット
  • 映画に出演するロボット
  • 日米巨大ロボ対決
  • 動く実物大GUNDAM構想

巨大ロボットをホンモノにする

  • V-Sido
    • 駆動部を抽象化
    • 小さいものから大きいものまでロボットを同じシステムで動かせる
    • ロボットは作らない、ロボットを動かす仕事

なんで巨大ロボットをつくるのか?

  • アニメ世代が40歳になって巨大ロボットを作り始めた

巨大ロボットに意味はあるのか?

  • インパクトだけでなく多機能
  • 建機は巨大ロボットと共通点が多い
  • タイヤではなく足を持つことで今までに行けなかった場所に行ける
  • 可能性が広がる

人間のサイズを2倍にする

  • 単純に大きくはできない
  • 重量は8倍
  • 骨の強度、筋力は4倍にしかならない
  • 軽くて強い素材が必要

巨大にする理由

  • 遠くに手を伸ばしたい
  • 一度に運べる量を増やしたい
  • 人間が乗るため
  • 外的要因(海だから、無重力だから)など

巨大ロボットのビジネス

  • 映画、イベント、グッズ販売など
  • 役割を与えてビジネスにできる

さいごに

  • 日本で巨大ロボットが作られる背景にアスラテックがあるからと言われるようになりたい
  • 新しいロボットでビジネスをするメーカーに寄り添っていきたい

質疑応答

  • 頭に羽があり腕がないロボットも制御できる?
    • 最近ドローンに足を生やすことも流行っていて広まって行く可能性はあると思っている。

登壇資料

登壇者希望により未掲載

まとめ/次回予告

クロージングセッションについては、Tech-onコミュニティマネージャーの須田からレポートします。

これまでは同じ渋谷でも駅の反対側のTECH PLAYで開催していましたが、1周年を機に場所を変えて開催してみました。
テーマも「ロボティクス」ということで、ロボティクスな業界の方々との繋がりは全くなかったので、これまでのテーマよりも登壇者探しは一層困難を極めました。その甲斐あって、対話ロボット、調理ロボット、そして巨大ロボットまで、私たちの生活を支えるロボット(巨大ロボットは文字通り力強く支えてくれそうですが)で活用されている技術と、実用化に向けた困難と期待、そして夢が詰まったお話を聴くことができました。これからも様々な課題解決のため、ロボティクスが適用される分野は、IoTやAI、5Gなど新たなテクノロジーとのコラボレーションによって深化していきますし、また機会があればTech-onでも紹介できればと思っています。

ネットワーキングタイム

発表に引き続き、ネットワーキングタイムでは登壇者への質問や、参加者同士の情報交換が行われていました。

登壇いただいた方の記念撮影も行いました。

懇親会の最後には全員で記念撮影を行いました!
掛け声はいつもの「てっく〜おん!」

次回予告

次回Tech-on MeetUp#09のテーマは「エンタープライズ・ブロックチェーン」
11/11(月)にDEJIMA(東五反田スクエア13F)にて!ぜひお越しください!

イベント参加者のブログ記事

レポートを書くのも3回目になりだんだんこなれてきた野島です。
今回もTech-onの模様についてレポートしていきます。
今回はとうとうTech-on1周年となる記念すべき回となりテーマはDevOps、
登壇者のみなさんにDevとOpsのかかわりについて興味深い発表をしてもらいました。
さらにはTech-on初のLTもあり、クローシングでは様々な驚くべき発表もありました!

Ops meets NoOps ~そのとき何が起こったか~

最初の発表は日本マイクロソフト株式会社の真壁さんの発表です。
2018年に生まれた「NoOps」という衝撃的な概念、その反応や現状の整理を通じ、Opsはいま何を感じ、悩み、挑戦しているのかをOpsの目線でお話ししていただきました。

NoOpsの現状

  • エンジンスタートした組織は数多い
  • ギアを1速、2速、3速へ入れたチームは眩しい
  • でも、ギアが入らない組織のほうが多い

もがく三景

  • 試行錯誤しにくい
  • 言い出しっぺがつらい
  • 旗だけたっちゃう問題

考えてほしいこと

  • やめよう と胸を張って言える組織ですか?
  • 「退役」:新しいことを始めるのではなく、断捨離から
  • 今やっていることを続けながら新しいことができますか?何をするにも時間が必要
    • システムは放っておくと腐る
    • やめる判断は、偉い人の大事な仕事
    • 現場で声を上げる

NoOpsの始まりは「捨てること、やめること」から

  • 作るのは誰にでもできる
  • NoOpsの実践はやめることを始める
  • 時間が作れたら、どうやって軌道に乗せるか

いきなりドリームチームは作れない

  • 少なくとも、意欲のあるメンバーから始める
  • 恣意的でも、小さくても、まず手を動かして実績を作るa

どこから着手するか決めきれないなら

  • Cloud Native Trial Map
  • 順番にやらなくていい、可観測性と監視、分析のところからNoOpsを始めてみるといい

共有指標があってこそのチームワーク

  • NoOpsのためにはObserbilityが重要

まとめ

  • NoOpsは技術やアーキテクチャだけじゃない
  • 前向きにやめようが言えるチームを作る

登壇資料

チーム開発におけるDevとOpsのプラクティス

2番目の発表はKDDI株式会社の廣田さんです。
KDDIでは運用と開発の組織が分かれており、
そのような環境の中で1つのサービスの成功というゴールに向かうために行ってきたプラクティスを紹介いします。

チーム開発と運用の課題

  • 開発・運用でゴールが違う
    • 開発:サービスを開発/機能追加していく
    • 運用:サービスを安定稼働させる
      • →運用メンバーを開発チームに入れる
  • 開発・運用でシステムの考え方にギャップがある
    • 開発:システム構成要素を家畜扱い
      • ダメになったら新しいものを追加して対応
    • 運用:システム構成要素をペット扱い
      • ダメになったものをどうにかして直す
  • 監視設定がわかりにくい
    • zabbixとかを使うと設定した人しか内容がわからなくなる
    • コード化して誰でもわかるようにする
  • システムは変化するものであり、その都度運用を見直す必要がある
    • 機能や連携先が増減すればシステムの構成要素も変化
    • ユーザアクセス傾向も時期により変化

継続的障害訓練のすすめ

  • 運用と開発合同で障害訓練を定期的にやる
  • 商用環境は流石に無理なので検証環境で実施
  • 障害はシステム全域に出したい
  • GUIツールを使って障害を起こす
  • 障害発生にはGremlinを利用
  • 訓練内容
    • 開発運用合同で実施
    • 何の障害を起こすかは事前に言わない
    • 実際に商用環境で障害が起きたとして対応を行う
    • 訓練後様々な声が
      • 手順書がやくにたたなかった
      • システムのことについて何もわからなかった
      • ...etc

登壇資料

LT

今回はTech-on史上初のLTも行われました!
5人の方々にDevOpsをテーマとして5分間物申してもらいました!

平瀬 達也(たっち)さん@JX通信社

LT一人目はJX通信社の平瀬 達也さん!
SREチームを社内で初めて作ったことについてお話いただきました!

金城 秀樹さん@コネヒト

二人目の発表者はコネヒトの金城 秀樹さん!
10人程度のチームでSlackを使いこなしたインシデント対応についてお話いただきました!

中村 憲一郎さん@日本マイクロソフト

三番手は日本マイクロソフトの中村 憲一郎さん!
DevOpsが達成された前提で、次はOpsはどこと仲良くなればいいのかお話いただきました!

小西 宏樹さん@CyberAgent

4番目の発表はCyberAgentの小西 宏樹さんです!
マイクロサービス化されたWebサービスの上手な運用に四苦八苦するお話をしていただきました!

鶴見 純一さん@ZOZOテクノロジーズ

最後のトリとなる発表はZOZOテクノロジーズの鶴見 純一さんです!
モノリシックシステムからマイクロサービス並行する中で、5人チームでどう運用を回していくかお話していただきました!

目指せトレンド入り

今回1周年記念イベントとしてTwitterトレンド入りを狙いました!
イベント中ツイート数は順調に伸びていき、最高トレンド11位を記録しました!
惜しくも10位いないには入れなかったものの大健闘です!

まとめ/次回予告

クロージングセッションについては、須田からレポートします。

1周年のあゆみ

今回でTech-on 1周年ということで、前半にコミュニティマネージャーの大橋より1年間のあゆみを振り返りました。
計6回で600人超の参加者(今回の#07で更に100名超えたので、700名超になりました!)にお越しいただきました。今回でTech-on 1周年ということで、前半にコミュニティマネージャーの大橋より1年間のあゆみを振り返りました。
参加いただいた皆さんありがとうございます。

大橋からはコミュニティマネージャーを私にすることも報告しました。
#03頃からコミュニティリーダーとして、開催の取りまとめはしていたのですが、マネージャーとしても更に活動の関心軸、効果を見ながら動いていきたいと思っています。

1周年記念の4つのサプライズ!

1周年に目がけて4つのサプライズを準備したので発表しました!(いやー、なんとか間に合いました。。。)
ポータルサイトにそれぞれ詳しく案内がありますので、のぞいてみてください。Tech-onに参加したことある方は、まずはslackにjoin!

  1. 新ロゴ発表!
  2. Tech-onポータルサイトオープン!
  3. Slack開設!(参加したことある方向け)
  4. 運営メンバー募集!

ネットワーキングタイム

数々の発表があり興奮冷めやらぬ中、ネットワーキングタイムが行われました。
参加者、登壇者、スタッフが分け隔てなく会話し議論や情報交換を深めていました!

登壇者の方々の記念撮影もしました!

最後には参加者全員で記念撮影をしました!

次回のTech-on第8回のテーマはロボティクスです!お楽しみに!

最近SpotInstanceとKubernetesで遊びはじめた野島です。

平成最後のTech-On、Tech-On MeetUp#05についてレポートしていきます。前回に引き続き今回も「TECH PLAY SHIBUYA」での開催となり、約80名もの方にお集まりいただきました。

今回のテーマは「xR」、xRと様々な技術の組み合わせによる新たな価値提供や課題解決についてお話いただきました。

(司会者追記:今回は私がカレー好きなこともあり、掛け合わせる→カレーのトッピング! と思い浮かんでしまったので登壇者紹介もカレーにちなんだ内容にしてみました。かなり強引でしたが。。笑)

イベント当日のスライド

【スライド1】VRの現状と未来
 多田 英起@ナーブ
【スライド2】xR × 施設型エンターテイメント
 村上 俊介 & Yichuan Shao@ティフォン
【スライド3】XR x ComputerVision
 水田 修@KDDI
【スライド4】AR今昔 〜セカイカメラから10年、最新テクノロジーでARはどうなる?
 高橋 憲一@カブク
 (聞き手:小島 英揮@Still Day One 合同会社)

【スライド1】VRの現状と未来


最初の発表はナーブ株式会社の多田さんの発表です。
VR内見といった、カレーにソースを掛け合わせるが如く購買体験という味をキリッと引き立たせるサービスの紹介を通し、「VRの現状」そして、「VRの未来」について語っていただきました。

提供サービス

  • 「もしも」が見えれば人の暮らしはもっと豊かに
  • どこでもストアというVRで不動産の内見をできるサービスを提供
  • ショッピングセンターに設備を置きサービス提供し、担当者ともリモートでやりとりできる

VR/AR時代の情報量

  • ナーブのVRの定義は「情報」
  • VR/AR時代は提供できる情報量が違う
  • 専門家とそうでない人の間の情報のギャップをVRで見せ解決する

今後の動き

  • 現在はコンテンツの蓄積が完了したとこと
  • 今後はチャネルと認知の拡大に向け舵を切っていく

技術面

  • 特許を複数取得
    VRで送信するデータの送信手法
    バーチャル空間に家具を置く
    ...etc

  • 課題
    購買情報のデータが膨大すぎてDBがパンク
    本番用DBに直接アクセスしていたため、障害が本番で発生

  • 解決法
    RedashとDBの間にTresureDataを挟むようにした
    レスポンスの時間が8分の1以下に
    DBがパンク寸前の状態でもレスポンスが帰ってくるように

新サービス

  • VRトラベルAd
    VRをアド事業にも展開
    視線の移動などから購買時にどこを見ているのかなどが解析可能
    Hivemallを使って機械学習しデータを解析する

お話を聞いて

VRを使った内見や広告の話を聞いて、今後のVRビジネスの展望が楽しみになりました。
技術面では、データ量の増加によりDBのアクセス速度が大きな問題になっているとのことでしたが、TresureDataを間に挟み込むというシンプルな方策で解決で劇的な効果を得たところに感激しました。
私も技術的な問題を解決する時シンプルで効果的な手段をとっていこうと思います。

 ○スライドは後日公開いたします。

【スライド2】xR × 施設型エンターテイメント


2番目の発表はティフォン株式会社の村上さんとShaoさんです。

xRを用いた施設型エンターテイメントという、カレーに蜂蜜をかけるが如く、両者の良いところが活かされたサービスについて、運営/技術面での課題や解決法についてお話いただきました。

提供サービス

  • MRを使った体験型施設ティフォニウムを運営
  • 体験できる場所
    お台場
    渋谷
  • 体験できるアトラクション
    『コリドール(Corridor)』(ホラー・アトラクション)
    『フラクタス(Fluctus)』(ファンタジー・アトラクション)

技術面(Corridor)

<アトラクションの概要>

  • 洋館の中を探索するホラー・アトラクション
  • 4.5m x 8.5mの空間をバックパックPCを背負って歩き回る
  • HMD内蔵のカメラで画像を取得し、アプリ内のCGと合成して表示

<初期の課題と解決法>

  • HTC VIVEの内蔵カメラは開発当時のバージョンでは奥行きを認識できなかったため、壁に隠れて見えないはずの人が見えてしまう
    ⇒ プレイヤー同士が離れないように、リングを持ってもらうようにした
  • 広い空間で自由に歩ける状態になると、現実の部屋の壁にぶつかる
    ⇒ 足元に魔法陣で順路を表示し誘導するようにした
  • エレベータで移動し背後の扉が開いたあと、それに気づかず振り返ってくれない
    ⇒ プレイ開始時にスタッフがプレイヤーと共にエレベーターに乗り、操作を一通り説明する

<サウンドについて>

  • 渋谷店オープン時にサウンド面を強化した
  • ダイナミックレンジを広げてより現実の音量感に近づけた
  • リバーブ設定を調整し、没入感をあげた
  • イナゴの音をよりリアルにした

ユーザを満足させるための工夫

  • 映像合成用の部屋のバックカラーは紫とし、施設のイメージと合うようにした
  • 部屋の広さは余裕をもって広めにし、壁にぶつかることがないようにした
  • 待ち時間にも飽きさせないように、PVを流したりなどした

運用にあたってのTips

  • ノウハウは意識して貯める
  • ハードウェアトラブルが多いため、機材の予備はストックしておいた方が良い
  • スタッフにはなんども体験させるなど、教育は必須。しかし時間がかかる

お話を聞いて

MRを使ったエンターテイメント施設の紹介を聞くと、わくわくし自分も行ってみたくなりました。
技術面では映像面での他にサウンド面でも力を入れており、VRは映像技術だけでなく、サウンドなどのその他の部分も重要な様相になると気づきハッとしました。


【スライド3】XR x ComputerVision


3番手はKDDI 水田さんの発表です。AI、ComputerVision、xRを組み合わせ現実世界を拡張してバーチャルキャラクターとコミュニケーションする仕組みと、そこから生まれたインサイトやビジネスニーズなど、カレーにとんかつをいれるかのようなおいしそうな話をしていただきました。

作っているもの

  • 携帯3キャリアの中では1番早くから取り組んでいた
  • xRを使ってキャラクターと話したり踊ったりできるサービス
  • ARの中にVR空間を表示する
  • 体験価値を向上する新しいコミュニケーションを作る
  • スマートグラスなどの新しいデバイスも利用

マーケット

  • 既存のあらゆる体験がマーケットになる
  • 既存の体験にどのような追加要素を載せるか

課題

  • 歩きスマホ
    デバイスの改良で解決
  • コンテンツの共有
    クラウドを利用することで解決、通信のレイテンシの削減が追加の課題

ユースケース

  • バーチャルキャラクターガイド
  • 美術館でバーチャルキャラクターが観光地の案内をする
  • 音声は合成音声、動作は組み込みで後ろ側に人は一切いない
  • アプリはUnitiy、ARCoreを利用
  • 英語人材の少ない地域へ派遣し、外国人観光客対応をアシスタント
  • 最近は低年齢の子供を対象にした機能を開発
  • 使用者の年齢を認識し、年齢に合わせた文字の表示や案内内容を変更

キャラクターAI

  • キャラクターと会話ができる
  • 常時話しかけ、会話ができるようになっている
  • 電気をつけてと言ったら電気をつけたりする
  • 時間や場所によって挨拶をかえたり、人間らしさを追求
  • 機嫌が悪くなったりするなど、感情も持たせている
  • 生々しい反応をするが、使ってもらった感想は好評だった

お話を聞いて

AI、ComputerVision、xRを組み合わせた会話や案内などの仕組みのお話を聞き、仮想世界におけるキャラクターの可能性を感じ取りました。マーケットは既存のあらゆる場所に存在するとのことなので、今後はどこでどんなサービスとして世に出てくるんだろうとわくわくしました。

【スライド4】AR今昔 〜セカイカメラから10年、最新テクノロジーでARはどうなる?


ラストの発表は対談形式、話し手が株式会社カブクの高橋さん、聞き手がStill Day One 合同会社の小島さんです。

約10年前にリリースされたARと位置情報を組み合わせたアプリである「セカイカメラ」、カレーに生卵をかけるように今や当たり前となった組み合わせですが、これが最新技術ではどのようになるのか、今後どのようになっていくのか、その歴史を見続けたスピーカーの視点でご紹介します。

ARの位置付け

  • クラウド、モバイルが登場、普及して、AIが商用になりつつある
  • VR/AR/MRも同様で、その素養の上で、ビジネスとして成り立つようになってきた

2009年のAR

  • セカイカメラリリース
  • 現実世界の場所にエアタグという仮想的なタグをつける
  • いろんな場所に来た証拠を残すことができる
  • 当時使った技術:Java, NDK, C++, OpenGL ES, AWS EC2, S3, PHP

 <課題>

  • マネタイズがうまくいかなかった
  • エアタグに広告を入れようとしたが、フィルタリングがうまくいかなかった

2019年にセカイカメラを作るとしたら

  • 利用技術:ARCore Sceneform, ARCore Cloud Anchors, Java, Kotlin, Firebase Authentification, Firebase Cloud Firestore, Geo Firestore
  • ARCoreを使うと画像の重ね合わせが簡単にできる
  • Android Studioで3Dモデルのインポートが簡単にできる
  • 当時大変だった部分が簡易化されて作りやすくなっている
  • Unityはやはり外せない、使うといろいろな部分を簡単に作れる

今後の技術について

  • Googleが奥行きセンサー無しで画像の奥行きを測る技術を研究中
    不確実な話だが、これができれば普通のカメラで奥行きを意識したARを実装できる
  • 機械学習によるAR
  • InstaSaber:丸めた紙を画像認識し、ARでライトセイバーを表示
  • Wanna Kicks:足を画像認識して好きな靴を履ける

結論

「あのセカイは普通になる!」

お話を聞いて

当時有名だったセカイカメラを通してARの昔、今、今後についてお話いただきました。
当時と現在の利用技術の違いをみてみると、フレームワークやクラウドサービスの発達は著しいものだと気づかされました。
もはや誰でも簡単にARアプリを作れる時代になりつつある今、今後どんなアプリケーションが出てくるのか期待したいです。

会場の雰囲気

セッション終了後の懇親会も50名以上の方に参加いただきました。
参加者同士でのディスカッション、講演者に気になったことを質問など、参加者、講演者、スタッフの区切り無くできたてのカレーのような熱い雰囲気となっておりました。
最後は恒例のTの字での記念撮影を行いました!

今後

次回Tech-onは「xR」をテーマとして3月に開催します。

皆様のご来場心よりお待ちしております!

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