カテゴリー: 登壇資料
Tech-on MeetUp Online#04「いまエンタープライズのエンジニアが押さえておきたい認証認可、IDaaS」レポート
Tech-on運営メンバーの新井です。
2021年1回目の開催となりました。2021年01月18日(月)Tech-on MeetUp Online#4 のレポートです!
2021年1回目の勉強会!
今回のTech-onのテーマは「いまエンタープライズのエンジニアが押さえておきたい認証認可、IDaaS」です! 新年開けて忙しい中、今回もたくさんの方に参加頂きました。参加頂きました皆様ありがとうございました。
また、今回は今までのzoomでの開催からバーチャル空間「oVice」での開催。前回のガヤタイムに加えて、新たな試みを実施させていただきました。 今までのzoomと違い勉強会らしさがあったと個人的には思いましたが、いかがでしたでしょうか? 参加いただいた方は是非アンケートでご意見を頂けると嬉しいです。
「IDaaS を利用すべき理由とエンジニアが押さえておくべきポイント」(NEC・釜山さん)
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前回のTech-on MeetUp Online#3「マルチクラウドで解決するものしないもの」にLT登壇頂きましたNECの釜山さんに今回は本編で登壇頂きました。
IDaaS についての技術動向や、実装に当たっての抑えるべきポイントを「テクニカル(導入する際に考慮が必要なセキュリティについて)」、「ノンテクニカル(規格、なぜ認証認可が必要なのか)」にわけ説明頂きました。
私個人の学びとして、お話中にありました「IDaaS取り入れたことで、IDaaSを中心にID管理が行われる。そのため、IDaaSを狙ったセキュリティリスクが高くなる」、「セキュリティでの課題を見つける上でlog・レポートが特に重要となる」。IDaaSが今後重要になることは理解していたが、導入する際に注意しなければならないことを確認することができ、勉強させて頂きました。
「Auth0とクラウドサービスを組み合わせて作るメディアコマースの開発事例」(株式会社Serverless Operations・堀家さん)
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続いては、株式会社Serverless Operationsの堀家さんに登壇頂きました。
今回初のTech-on登壇ありがとうございます。
クラウド上でどの様にサードパーティのIDaaSを連携させて実装するのか、Auth0での実例を交えてその考え方や重要なポイントをテーマのもと解説頂きました。
私が勉強不足ということもあり、システム構成または導入する際の移行方法について、全くイメージできていなかったのですが、ご説明頂いたAuth0を活用した開発事例を通して、IDaaSを新規または既存のシステムにどう組み込んでいくかポイントを押さえて解説頂き、自分が担当するシステムに対してもどう導入することができるかすんなりと考えられるほどにわかりやすく、Auth0についてとても理解することが出来ました。
ガヤタイム
今回登壇頂きました「NEC 釜山さん」、「Serverless Operations 堀家さん」、Tech-onから須田さん、大橋さんの4人で今回のテーマについて「ガヤタイム」。
私がガヤタイムで気になった話題は「logなどを取る期間について」でした。「logをXX年間貯めると決まりになってるが、XX年間変わらないシステムはあるか?変わるかもしれないのにXX年間もlogを貯める必要があるか」など構築する際の会社のルールについてとのお話に対して、参加頂いた皆様からは「そうそう」とのコメントが多く、私も必要となっているから採用。と思ってしまうことがあるので、注意しなければと反省しました。
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ご参加いただいた皆様、本レポートをみていただいた皆様ありがとうございました。
オフライン開催がまた遠くなってしまい、皆様に会えないのは非常に残念ですが、Tech-onでは引き続き、今回の開催手法を変えるなど創意工夫し、よりイベントを楽しんで頂けたらと思ってます。次回も企画中ですのでお待ちいただけたらと思います!
また、ご案内ですが、過去にTech-on勉強会に参加いただいた方は、Slackに参加いただくことが可能なのですが、ご存知でしたでしょうか!?
是非、こちらの参加もご検討ください!
(おまけ)懇親会
Tech-onコミュニティマネージャーの須田です。
私から懇親会についてレポートします。懇親会もoViceで開催しました。
リアル会場のように、近くにいる人同士で話したりするのを期待してたけど、ガヤタイムからの流れで登壇者と運営メンバー中心に話してるところに参加者がみんな集まる感じでした。
Online#01の懇親会のSpatialChatは、アイコンで参加者ひとりひとりの映像が見られたので、少し話しかけやすかったのかもだけど、勉強会に参加してる参加者のモチベーション的にはテーマにつながる話を聴いてる方がいいのかもと思ったり。Tech-onのモットーである『技術者同士を、人と人とのネットワーキングで繋ぐ』を追い求めて、オンラインのMeetupでも繋がりやすい場の作り方をこれからもいろいろ試していきますね。
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Tech-on MeetUp Online#03「マルチクラウドで解決するものしないもの 〜エンタープライズにおけるマルチクラウドのリアル〜」レポート
Tech-on運営メンバーの増田です。
2020年10月5日(月)にオンライン開催となった
Tech-on MeetUp Online#3 のレポートです!
気づけば3回目となった今回のオンライン勉強会!
3回目の開催となりましたTech-onのオンライン開催。
テーマは「マルチクラウドで解決するものしないもの」です!
今回もご盛況をいただき、枠を増やしたりもしながら60名以上のかたにご参加いただくことができました。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
今回ガヤ枠という顔出しのひな壇(?)の方を募集させていただき、会の途中でガヤタイムを儲けるという新たな試みを実施させていただきました。
個人的には盛り上がりましたし、衝撃の事実(?)が明らかになるなど普通の勉強会ではわからない一面も知ることができ面白かったのではと思っております。
参加いただいた方はアンケートをメールでお送りさせていただいてますので、
よければ色々なご意見お聞かせください!
Googleが目指すマルチクラウドの姿 (Google 長谷部さん)
マルチクラウドの現状や導入の目的、現実と、そこからつながるGoogle Anthosの活用事例をお話いただきました。
「マルチクラウド」という言葉は最近よく聞くようになってきましたが、かといってむやみに導入すべきではない、必要であってはじめて利用すべきということを改めて認識させられる内容でした。
AWSのこの機能とGCPのこの機能を利用したい!というのはよくあるニーズかと思います。一方で同時に利用するとなると他機能との整合性や保守などが難しく全体的に見るとむしろ制限が多くなってしまうというのは避けたいものです。
私はAnthosを利用したことがないので詳細を書くことはできませんが、このような課題を少しでも解決できるのであればぜひ試してみたいと思います。
ZOZOTOWNのクラウド活用戦略(株式会社ZOZOテクノロジーズ 川崎さん)
続きましてはZOZOTOWNを支えていらっしゃるZOZOテクノロジーズ川崎さんの登壇です。ZOZOTOWNではパーソナライズ検索のAPI基盤およびデータベースとしてマルチクラウドを利用しているとのことでした。
こちらのプレゼンでもgoogle 長谷部さんと同じく、マルチクラウドの難しさ、大変さについてもお話いただけました。マルチクラウド=複数のクラウド環境を利用する というのはわかりやすいですが実運用をしていくのはいくつものハードルがあるようです。
個人的にマルチクラウドの場合「エッジの効いたクラウドサービスをとれず、最大公約数をとることになってしまう」というのが印象的な言葉です。
LT マルチクラウドの悩み KDDI 松本 さん
KDDIでCCoEをやられている松本さんのLTです。
自社クラウドも含めて様々なクラウドを使い分けられている事例でした。
一方でやはり人材やノウハウといったものの不足は避けられない問題ではあるということで、今後社内で支援、ノウハウ公開などを実施していくとのことでした。
LT マルチクラウドってそもそも何?いるの?いらないの? NEC 釜山 さん
最後はNEC釜山さんのLTです。
タイトルからすごく興味がそそられます。
最後のスライドで「いる!」に少し安心しました。いらないとなったらこの会は・・・笑
マルチクラウドの全体像を改めて認識させられるような内容でした。
さいごに
ご参加いただいた皆様、本レポートをみていただいた皆様ありがとうございました。オンラインも気づけば3回目となり、オフラインがだんだん恋しくなってきていますが、Tech-onでは引き続き、状況にあった開催形態でイベントを続けていきたいと思っております。オンライン4回目も企画中ですのでお待ちいただけたらと思います!
また、ご案内ですが、過去にTech-on勉強会に参加いただいた方は、
SlackChannelに参加いただくことが可能なのですが、ご存知でしたでしょうか!?
是非、こちらの参加もご検討ください!
Tech-on MeetUp Online#02「もしエンタープライズのエンジニアがデータ分析をやることになったら」
Tech-on運営メンバーの北浦です。
2020年7月27日(月)にオンライン開催となった
Tech-on MeetUp Online#2 のレポートです!
第2回目のオンライン勉強会!
前回に続き、2回目のオンライン開催となりました!
テーマは「もしエンタープライズのエンジニアがデータ分析をやることになったら」です!
なんと、今回は参加のお申し込みが定員上限の80名からいただくことができました。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
そして、今回からは新しい試みとしてZoomのチャット機能を使って参加者同士でワイワイと発言しようという
試みをしてみました!!
感想・共感・質問・歓声(?)など、こちらも皆様、有用にお使いいただいたようでよかった試みなのかなと感じました。
参加いただいた方はアンケートをメールでお送りさせていただいてますので、
よければ色々なご意見お聞かせください!
はじめてのデータ分析プロジェクトとそのプロセス(株式会社 ARISE analytics 堀越さん)
これからデータ分析を始めようという方々向けに、
プロジェクト全体のイメージを持って考慮点を把握できるようにという目的で、
OSSの開発や他のユーザーイベントなどの登壇でもご活躍されている堀越さんの発表です。
ビジネス目標設定・データ収集・モデル構築・システム実装・運用という
それぞれのプロセスの中で考慮しておくべき事項や、
やってしまいがちな失敗例などを細かい粒度で分解して解説いただきました。
私個人の学びとして、
データ収集のプロセスで、仮説を一覧化してアセスメントをしていくという手法は、
分析で得られる効果と今、何ができるのか、がとてもイメージしやすくなるなと感じて、
引き出しに加わりました!
普段、みなさんの従事している内容によっても強く印象に残ることが違ってくるかもしれません。
堀越さんの発表内容は資料として後日掲載予定となります。
ナビタイムジャパンに集まる移動ビッグデータの分析基盤(株式会社ナビタイムジャパン 新立さん)
私も日頃からプライベートでお世話になっているナビタイムジャパン新立さんの発表です。
データ分析ってどんなことができるんだろう?とイメージが漠然としている方も多いと思うのですが、
豊富な活用事例の紹介があって、データ分析熱が高まった方もいたのではないでしょうか。
ユーザーの移動データを活用して地図に新しく道が反映されるという仕組みはZoomの参加者チャットでも、
「そんなこともできるのか!」といった声があって盛り上がっていました。
後半はデータ分析基盤の構成例を紹介いただいたのですが、
サーバーログ収集にKinesis Data Streamsをご活用していたりと、
こちらも参考になることも多かったですね!
初めてのデータ分析基盤をまかされた、その時何を考えておくとよいの(Google合同会社 寳野さん)
BigQueryユーザーでありながらコンサルタントを手掛けている寳野さんの発表です。
「DXに力を入れたくて、データ分析始めたいんだよね。いい感じにしてよ!」という
上司の依頼から始まり、データ基盤の構築から運用までのフェーズで発生する課題をご紹介いただきました!
恐らく、たくさんの顧客課題に向き合ってきたであろう寳野さんの知見がギュッと濃縮されており、
参加者チャットでも「あるある・・・」といった声も多く、その解決案がバシっと提示されているのは、
みなさまにとっても学びが多かったのではないでしょうか。
私個人もデータ基盤を考慮する時に、イテレーションを考えるところまでは至っていなかったので、
今後の参考にさせてもらおうかと思いました!
さいごに
ご参加いただいた皆様、本レポートをみていただいた皆様ありがとうございました。
ここでご案内ですが、過去にTech-on勉強会に参加いただいた方は、
SlackChannelに参加いただくことが可能なのですが、ご存知でしたでしょうか!?
是非、こちらの参加もご検討ください!
Tech-on MeetUp Online#01「ぼくたちのニューノーマル〜エンジニアチームのコミュニケーションスタイル〜」
Tech-on運営メンバーの谷です。
今回は2020年5月29日(金)に初オンライン、初ライトニングトーク(LT)のみでの開催となったTech-on MeetUp Online#01 のレポートです!
本編やその後のオンライン懇親会までご参加いただいたみなさまありがとうございました!
本編
今回のテーマは、「ぼくたちのニューノーマル〜エンジニアチームのコミュニケーションスタイル〜」です。
リモートワークを余儀なくされている状況で、これまではうまくコミュニケーションが取れていたエンジニアチームでも「対面よりコミュニケーションが難しい」「コミュニケーションの量が減る」などの課題が出てきています。
そんなコミュニケーションに関する課題を感じているエンジニアの方へ向けて、うまくいったコミュニケーションの取り方やこれからのエンジニアのコミュニケーションスタイルはどう変わっていくのかについて、4名の方にお話いただきました。
LT①「フルリモートワークに切り替えて3ヶ月、実際に試してよかったこと、失敗したことを共有します」 フォージビジョン株式会社・山口 正徳
山口さんにはフルリモートワークになってからのコミュニケーションについて色々と試行錯誤されたことをお話いただきました。
もともと基本的にオフィス出社ではあるものの、個人の裁量でリモートワークも選択でき、また業務後に勉強会やゲームをすることもあるという自由な雰囲気であったそう。
そんな山口さんの会社でもリモートワークへの転換が訪れ、「会話を開始するまでの労力を極限まで下げる」ために常時接続Zoomミーティングルームを用意していました。
それでも初めはうまくいかないこともあり、1つずつ改善を重ねてシンプルなルールにすることでコミュニケーションを円滑にできたそうです。
加えて、リモートワークならではの新しい取り組みとして、キャンプワークや、セルフGWという話もあるようで、テレワークになっても自由な雰囲気は失われていないのだなと感じました。(キャンプワークでは雨の時や電源問題が気になります!)
LT②「リモートワーク生活から始めるモブプロのススメ」株式会社SUPINF・北浦 智也
北浦さんには、リモートワークでモブプログラミングを始めて得られたことについてお話いただきました。
きっかけは、オフィス勤務と比較してコミュニケーションが減ったと感じてSlackにつぶやいたひとこと。
そこからはすぐに3名が集まりました。
途中、何を作るかという議論ではメンバー間で”止むことのない妄想”が繰り広げられたとのことで、参加者の皆さんの頷きがみえたような気がしました。
モブプログラミングのような画面共有で会話が増える、というコミュニケーション上でもメリットがあるようで積極的に画面共有を使っていこうと思いました!
LT③「リモート、オフィス、ときどきWell-Being」 KDDI株式会社・須田 一也
須田さんからは、スクラムマスターという立場からWell-Beingを絡めたリモートでの働き方についてお話いただきました。
3月からリモートワークをしている中での課題として、みんなでBeing(居る)時間が失われているということ、そしてその結果、イノベーティブであることやWell-Being(幸せ度や満足度が高まる状態)が失われているという分析が興味深かったです。
最後には「みんなでBeingの時間を増やし、イノベーティブでWell-Beingになる」ことに加えて「個人との対話を重視し楽しくやる」という今後の目指す姿をまとめてクローズとなりました。
スライドでも紹介されていた「フルライフ 今日の仕事と10年先の目標と100年の人生をつなぐ時間戦」(石川善樹)気になったので読んでみたいです。
LT④「リモートワークで始まった、私の社会人生活」クラスメソッド株式会社・北川 佳奈
最後は、今年4月にクラスメソッドに新卒入社したものの、コロナ禍で未だ東京へ引越できずにいる北川さんです。
入社後の研修は、backlog/Slack/Google meetでやりとり、社内の勉強会ではSlackにスレが立ち、Remoでの懇親会ではLT大会が開催されるとのことで、かなり活発なオンラインコミュニケーションがあることが伝わってきました。
また、オンラインでは反応が見えづらくコミュニケーションが取りにくいことに着目し、”オーバーリアクションでお互いしっかりと伝え合うこと”を提案。
”今だからこそ、助け合い。”という言葉が最後印象に残りました。
懇親会
本編の後は、初の試みとなるオンライン懇親会をspatial.chatで開催しました。
登壇者の方にもご参加いただき、登壇内容やテレワーク時のオンラインのツールについてなど色々とお話させていただきました。
また、spatial.chatを初めて使う人も多く、色々と試してみる時間にもなりました。
spatial.chatは自分の丸アイコンをドラッグでき、他の人と近づけば声が大きく、離れれば小さくなるという仕組みで、どこまでいったら聞こえなくなるのか?など、いろいろ試してみるのも面白かったです。
また、参加者が自由にYoutubeの動画を貼ったり、画像を貼ったりできるのもspatial.chatの面白いところで、焚き火の動画を貼った周りに集まって擬似キャンプファイヤーをしたり、名刺のQRコードを貼って名刺交換をしたり、使い方の可能性を感じました。(※写真はイメージです。)

今回使用したツールについて
今回、本編ではZoomを使いました。
当初、OBSを使ってYoutube配信をすることも考えたのですが、OBSでの音量や表示の調整、安定性などを考えるとやはり使い慣れたZoomでということになりました。
準備もZoomの使い方を確かめる程度で手軽ですし、登壇者の画面共有などもスムーズにいったので、Zoomでの開催でよかったと思います。
また、懇親会で使用するツールの候補にはRemo, Discord, Zoomのブレイクアウトルームなどがありましたが、安定していることを前提に自分で好きな位置へ移動でできるspatial.chatが一番面白そうだということでspatial.chatを選びました。
当日、動画を流したりしても安定していて、自由に動き回れる面白さもあったのでやはり次回も機会があればspatial.chatを使ってみたいですね。
さいごに
今回、初のオンライン配信でしたが大きなトラブルもなく終わることができて一安心です。
ご参加いただきました皆様、本ブログを最後までご覧いただいた皆様、ありがとうございました。
次回開催予定が決まりましたら周知させていただきますので、ぜひまたご参加ください!!
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