コンテンツへスキップ

Tech-on運営メンバーの増田です。
2020年10月5日(月)にオンライン開催となった
Tech-on MeetUp Online#3 のレポートです!

気づけば3回目となった今回のオンライン勉強会!

3回目の開催となりましたTech-onのオンライン開催。
テーマは「マルチクラウドで解決するものしないもの」です!

今回もご盛況をいただき、枠を増やしたりもしながら60名以上のかたにご参加いただくことができました。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。

今回ガヤ枠という顔出しのひな壇(?)の方を募集させていただき、会の途中でガヤタイムを儲けるという新たな試みを実施させていただきました。

個人的には盛り上がりましたし、衝撃の事実(?)が明らかになるなど普通の勉強会ではわからない一面も知ることができ面白かったのではと思っております。
参加いただいた方はアンケートをメールでお送りさせていただいてますので、
よければ色々なご意見お聞かせください!

Googleが目指すマルチクラウドの姿 (Google 長谷部さん)

マルチクラウドの現状や導入の目的、現実と、そこからつながるGoogle Anthosの活用事例をお話いただきました。

「マルチクラウド」という言葉は最近よく聞くようになってきましたが、かといってむやみに導入すべきではない、必要であってはじめて利用すべきということを改めて認識させられる内容でした。

AWSのこの機能とGCPのこの機能を利用したい!というのはよくあるニーズかと思います。一方で同時に利用するとなると他機能との整合性や保守などが難しく全体的に見るとむしろ制限が多くなってしまうというのは避けたいものです。

私はAnthosを利用したことがないので詳細を書くことはできませんが、このような課題を少しでも解決できるのであればぜひ試してみたいと思います。

ZOZOTOWNのクラウド活用戦略(株式会社ZOZOテクノロジーズ 川崎さん)

続きましてはZOZOTOWNを支えていらっしゃるZOZOテクノロジーズ川崎さんの登壇です。ZOZOTOWNではパーソナライズ検索のAPI基盤およびデータベースとしてマルチクラウドを利用しているとのことでした。

こちらのプレゼンでもgoogle 長谷部さんと同じく、マルチクラウドの難しさ、大変さについてもお話いただけました。マルチクラウド=複数のクラウド環境を利用する というのはわかりやすいですが実運用をしていくのはいくつものハードルがあるようです。

個人的にマルチクラウドの場合「エッジの効いたクラウドサービスをとれず、最大公約数をとることになってしまう」というのが印象的な言葉です。

LT マルチクラウドの悩み KDDI 松本 さん

KDDIでCCoEをやられている松本さんのLTです。

自社クラウドも含めて様々なクラウドを使い分けられている事例でした。
一方でやはり人材やノウハウといったものの不足は避けられない問題ではあるということで、今後社内で支援、ノウハウ公開などを実施していくとのことでした。

LT マルチクラウドってそもそも何?いるの?いらないの? NEC 釜山 さん

最後はNEC釜山さんのLTです。
タイトルからすごく興味がそそられます。

最後のスライドで「いる!」に少し安心しました。いらないとなったらこの会は・・・笑 
マルチクラウドの全体像を改めて認識させられるような内容でした。

さいごに

ご参加いただいた皆様、本レポートをみていただいた皆様ありがとうございました。オンラインも気づけば3回目となり、オフラインがだんだん恋しくなってきていますが、Tech-onでは引き続き、状況にあった開催形態でイベントを続けていきたいと思っております。オンライン4回目も企画中ですのでお待ちいただけたらと思います!

また、ご案内ですが、過去にTech-on勉強会に参加いただいた方は、
SlackChannelに参加いただくことが可能なのですが、ご存知でしたでしょうか!?

是非、こちらの参加もご検討ください!